「 言葉より、大事なこと 」:Vol.53 平成22年6月21日号掲載コラム
相手に伝わることの要素のなかで、“言葉”そのものは実は全体のたった15%しかありません。一方、その人の表情や、しぐさ、また態度や、話し方のトーンなど、言葉以外の要素がなんと全体の85%を占めています。 例えば「ありがとう」という言葉一つとっても、嫌味たらしく冷めた口調で言うのと、本当に心の底から感謝の気持ちを込めて言うのとでは、相手への伝わり方は180度変わってきます。 自分自身の忙しさや、余裕のなさを理由に、伝え方が適当になってしまうと、本当に伝えたかった意図が曲がって伝わることもあります。 「ちゃんと言葉で伝えたから大丈夫」という固定観念を外し、もう一度あなたの伝え方を見直してみましょう。