「 右に行っても、左に行っても 」:Vol.83 平成23年10月3日号掲載コラム
二車線の道路で渋滞に遭ったとき、なぜか隣の車線の方が車の流れが早くなったりすることがあります。それを見て急いで隣道に車線変更すると、不思議なもので今度は元の道の流れのほうが早くなったりします。急がば回れという諺もありますが、そんな時あなたは、その道を選んだ自分を棚に上げて同じ様に車線変更してきた車やノロノロ運転の前方車につい文句を言ったりしていないでしょうか。 経営者やリーダーといわれる人は、右か左かを決断しなければいけない場面に遭遇することが多々あります。もしも仮にその選択がうまくいかなかったとしても、その道を最終的に選択したのは、他の誰でもない、自分自身だという事を決して忘れないようにしましょう。