プロ野球の小久保選手がプロ通算2000本安打にあと1本と迫りながら、腰痛の為自らの決断で出場選手登録抹消の道を選びました。人は目標があってこそ頑張れるものですが、その目標に本末転倒になるほど固執してしまっては元も子もありません。目標はあくまでも通過点。がむしゃらに頑張る一方で、その先にある本来の目的達成のために客観的に状況を判断する冷静さも必要だと思います。
実は、このコラムも今回で正に100回目。目標地点の通過を素直に喜びつつも、今まで漫然と回を重ねただけになっていなかったか。そしてコラムの本来の目的から軌道が外れたりしていないか。一つの目標を達成した今だからこそ、その目的についても改めて考えてみたいものです。 |