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そもそも「コーチング」の語源は? |
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「コーチ」と聞いて皆さんが思い出すのは?
たぶん 多くの方はスポーツの「コーチ」を思い浮かべるかもしれません。では、そもそもその「コーチ」の語源って一体何なのでしょうか?「コーチ」という英語は実はもともとは「馬車」という意味。今でもイギリスでは乗合バスのことを「コーチ」といいます。「その人を目的地まで運んで行ってくれるもの」。それが「コーチ」という意味なのです。要するに相手の目的達成のためにサポートする人、それがコーチであり、そんなコーチのアプローチを「コーチング」と言うのです。ここで重要なポイントは、目標を設定する人も、その目標を達成する人も、またその目標を達成するために行動する人も、すべて「その人自身」であるということ。コーチはあくまでもその人が目標を達成していくためのサポートにすぎません。オリンピックでも金メダルをもらうのは、コーチではなく、その選手自身なのと一緒です。
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「コーチング」は誰かが開発したの? |
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「コーチング」はもともとはアメリカから入ってきたものですが、決して誰かが発明したり、開発したりしたものではありません。もともと使われていたスキルを系統立てて「まとめた」というイメージが近いと思います。
皆さんのまわりを見回してみると、特にコーチングの勉強をしているわけではないのに妙にコミュニケーションが上手な方っていませんか?
そんな元々コーチングコミュニケーションを身につけている人を我々は「ネイティブコーチ」と呼びます。いわゆる天性のものとしてコーチング要素を持ち合わせた人、といった感じです。そんなネイティブコーチたちがやっているコミュニケーションプロセスをスキルとしてまとめたのが「コーチング」という学問になると思います。 |
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資格がないと「コーチ」にはなれない? |
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まったくそんなことはありません。先ほどの「ネイティブコーチ」と言われる人は、資格を持たれていない方も多いのではないでしょうか。確かにきっちりと「コーチング」についての勉強や実践をしていかないと資格を取る事もできませんから、そう言う意味ではひとつの目安になるかもしれませんが、資格がなければ「コーチング」ができない、といったような法律等あるはずもありません。ですから、コーチを選ぶ時の一つの目安にするといった具合ではないかと思います。因に私が持っている資格は文部科学省の外郭団体である財団法人生涯学習開発財団が認定している「認定コーチ」の資格です。そのさらに上級として「認定プロフェッショナルコーチ」「認定マスターコーチ」などがあります。 |
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「コーチング」は普通の会話と何が違うの? |
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「コーチング」で重視されるのが、その人の自発的行動。考えたり、思ったり、知っていたり、だけでは何もおこらない。要は何か行動を起こさないと何も始まらないという考え方です。ですから、普通の会話と違う所は、常にコーチが相手の「行動」を意識しながらその人とのコミュニケーションを図ろうとする点だと思います。コーチはそのために様々なスキルを駆使していくのです。一見、普段と変わらない会話のように聞こえる事もあるかもしれませんが、それはそれでコーチとしてのコミュニケーションデザインが含まれているのです。 |
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コーチングはどんな人が利用しているか? |
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「コーチング」は必ずしも職種、性別、年齢などによって利用されている方が区分けできるといったものでもありません。現に私自身も実に様々な職種の方から幅広い年齢の方、また男性もいれば女性のクライアントさんもいらっしゃいます。確かに「コーチング」を上手に利用できる方、というかたはいらっしゃいますが、それは職種や性別等にはまったく関係ないといえるでしょう。 |
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