前方から煙突掃除の仕事を終えた二人の少年がこちらに向かって歩いてきました。一人は顔がすすで真っ黒なA少年、もう一人はさほど顔が汚れていないB少年。さて、あなたならどちらの少年に濡れタオルを売りますか?・・。
この質問、顔が汚れたA少年と答える方が圧倒的に多いのですが、それは論理的でロジカルな考え方。水平的なラテラル思考で考えると、必ずしもそうはなりません。
例えばA少年の顔を見て、B少年は自分の顔も汚れていると思
うかもしれないし、B少年は元々きれい好きで顔を洗って
いたのかもしれません。
何事も一面的に見るのではなく、水平的ラテラル思考で物事を観察することで、商品開発やマーケティングも変わってくるかもしれません。 |