遅刻常習犯の部下に、「遅刻はダメだ!」と上からどなりつけてみたところで、はたしてその部下の態度が素直にあらたまるでしょうか。遅刻は当然、上司にそれを指摘する権利はありますが、それを指摘することで、結局反発されて仕事意欲をなくされたの では元も子もありません。
実は「遅刻はダメだ!」と上司が指摘するたびに、部下の潜在意識に「私は遅刻常習犯の悪い部下」というラベルが貼られているのです。
そんな時は逆にそのラベルを貼り替えてみましょう。例えば、部下がたまたま約束の5分前に到着した時に一言。 「さすが君は5分前行動が出来ていて偉いな!」部下のラベルを繰り返し貼り替える事で、部下の行動もラベルの通りに変わってくるものです。 |