コーチングスキルの承認と言えばとにかく“褒める事”と考えている方は多いです。確かに褒める事は承認に含まれる重要な要素ですが「承認=褒める」ということではありません。承認を英訳すると“アクノリッジメント”となり、まさに『相手の存在を認め相手に現れている変化・成長・成果をありのまま相手に伝えること』を意味します。
例えば部下に「もう、ここまで仕上げたんだね」とか「資格の為に毎日勉強しているんだね」とか、とにかく“事実”として相手の到達点をありのまま伝える事です。
承認で部下のやる気を引き出したくても“褒める事”がどうも苦手なリーダー達。まずは部下をよく観察し、評価を加えず“事実”を伝える事から始めてみましょう。 |