「 「ホウ・レン・ソウ」の「きき方」 」:21年6月1日号掲載コラム
「報告・連絡・相談」いわゆる「ホウ・レン・ソウ」は多くの企業で徹底されているビジネスの基本だと思いますが、部下に「ホウレンソウ」を徹底しろ、と言っている上司のあなたの方は、しっかりとそれを受け止められているでしょうか? ホウレンソウを「きく」時、上司はその姿勢を使い分ける事が大切です。 例えば部下の「連絡」を「きく」時は、その事柄や事実そのものを正確に“耳”で「聞く」こと。そして「報告」を「きく」時は確認のために、上司が“口”で「訊く」こと。最後に「相談」を「きく」時は、その部下が何を思い、何を感じているのかを、その漢字の通り十四の“心”で「聴く」こと。 この、「きき方」の使い分けが部下のホウレンソウを生かしていきます。