「 部下のタイプで褒め方を変える 」:21年7月13日号掲載コラム
「すごい!」「さすが!」と、ひたすら褒めることで、がぜんやる気が出る部下がいれば、同じように褒めても、いっこうにやる気を感じない部下がいるのはなぜでしょう。 コーチングでは人を思考と行動のパターンから4つのタイプに分けて考えています。そんなタイプのなかで一番褒め方が難しいとされているのが人からの支配を嫌うコントローラータイプ。このタイプにとって“褒める”事はいわゆる人を評価するという行為。まさに上から下への支配と映ってしまうのです。 そんな部下へは「すごい」のあとに「どうしたらそんなにできるんだ」と質問を一言。部下のなかで、支配される側から教える側に立場が変わり、その一言で、一気にモチベーションが高まります。