「 部下への提案は3つの選択肢で 」:21年8月10日号掲載コラム
コーチングで部下に考えさせることを意識していても、部下の知識不足や経験不足で、上司から提案のサポートが必要な場合があります。 そんな場合、解決法を一つだけ示して「とにかく、これをやれ」では、部下の自発性はとうてい期待はできません。 部下の自発的な行動を促進させるためには上司から提案する時も、とにかく部下に考えさせるアプローチが必要です。そのために上司は複数、できれば3つの選択肢を提案するようにしてみましょう。そして、答えは最終的に絶対部下に選ばせる事です。 もし、それでも答えが出ない場合「じゃあ、君ならどうする?」とあらためて訊いてみましょう。3つの選択肢が部下の中にきっと新たなヒントを生み出しているはずです