「心から部下を任せて信じているか 」:21年11月02日号掲載コラム
部下のモチベーションが上がる要素として常に上位に挙ることに「任せられる」ということがあります。「任せる」ということは最高の承認であり、その信頼の提示が部下の高いモチベーションにつながっていきます。 ただ、お前に任せたぞ、と言っておきながら、途中で上司が、ああだこうだと口出ししてしまうようでは一気に部下のモチベーションを下げてしまい、かえって逆効果です。 任せたら絶対に口出ししないと言い切れるよう、心から部下を信じられるために、上司は普段から部下の強みや力量を戦略的によく観察しておくことが、とても大切です。 任せると言った以上、責任は任せられた部下ではなく、任せた上司にあるという事を決して忘れないようにしましょう。