「“すごい”と思われすぎないこと」:21年11月30日号掲載コラム
コーチングセッション後にクライアントから、「コーチはすごいですね」と言われる事があります。 正直嬉しいですが、もしかすると、そのコーチング自体は失敗だったと言えるかもしれません。そのようなコーチングはコーチである私自身が主役になってしまっている場合が多かったりするからです。コーチングはあくまでも相手が主役。意識は常に相手に向いていなければなりません。 これは、経営についても同じ事。信頼関係を築くために部下から尊敬される上司を目指す必要はありますが、必要以上に「部下からすごい上司とと思われたい・・」と、思ったりしないことです。 そう思えば思うほど、意識はあなた自身に向き、部下からはどんどん離れていってしまいます。