「“ありがとう”の伝え方」:21年12月28日号掲載コラム
「照れくさかったけど、思いきって妻に“ありがとう”と言ってみた」という経営者の方にお会いしました。 「どうでしたか?」という問いに返ってきた答えは、「妻からは全然反応がないので、もう言うのをやめました」という答えでした。確かに全然相手からの反応がないと、モチベーションは上げってきません。でも、せっかく思いついた“ありがとう”を、それでやめてしまうのは、とてももったいない気もします。 そもそも“ありがとう”とは感謝を伝える言葉。ですから相手には感謝だけが伝われば良いことになります。相手からの反応や見返りを求める事、それは“感謝”ではなく“おだて”と言えます。 “ありがとう”は相手の反応を期待せず言いましょう。