「 部下に“許可”をもらう」:Vol.46 平成22年3月8日号掲載コラム
プリンターのインクが切れかかった頃、タイミング良く事務用品を扱う会社から飛び込み営業の電話がかかってきました。ところが電話を取るや否や、自社の商品のアピールを延々とされ、なんとなく気分が乗らず、結局その会社に注文はしませんでした。 例えば、最初にその電話で「今、少しお電話よろしいでしょうか」と言われていたらどうでしょう。おそらく私はその電話の話を最後まで素直に聞いたと思います。 この“許可”をもらう営業は上司部下との関係でも同じこと。部下に一方的に意見を押し付けるのではなく、最初に許可を取り付けておけば、同じ事でも伝わり方が全然変わってくるものです。 部下に意見する前に「一言いいかな?」と言ってみましょう。