「 誰が“つまらない仕事”にしたか 」:Vol.52 平成22年6月7日号掲載コラム
部下に仕事を依頼したのはいいが、一向にはかどっていない様子で、なかなか仕上がるのに時間がかかっている。そんな時は大抵の場合、部下がその仕事にやりがいを感じられず、心の底で、その仕事を“つまらない仕事”だと思いながら取り組んでいることが多くあります。 しかし、世の中に“つまらない仕事”など存在しません。むしろ「つまらない仕事だな」と思う考え方そのものが、本当にその仕事をつまらないものにしてしまいます。 同じ仕事をするにしても見方を変えて取り組むだけで成果は格段に変わってきます。 部下の仕事に対する取り組み方が気になったら、まずは上司のあなた自身が、その仕事に対してどう思っているかを整理してみましょう。