「スポットライトの死角 」:Vol.59 平成22年9月27日号掲載コラム
先日の夜、弊社の前を通りかかったお客様から電話を頂きました。 お客様からは電灯の灯ったオフィスにいた私の姿は見えても、私からは暗がりにいるそのお客様の姿はいっこうに見えませんでした。 丁度この様な現象はスポットライトが当たるステージの上でもおこります。スポットライトが当たる舞台役者は客席からハッキリ見えても舞台役者から客席の客の顔色はなかなか判断できないものです。 物事が上手くいっていたり主役になるような活躍をすると、ついつい回りの人の様子がわからなくなり、裸の王様になってしまいます。 上手くいっている時だからこそ、しっかりと回りの様子を伺う事です。決してスポットライトの死角に陥ったりしないよう注意しましょう。