「“考える”という仕事 」:Vol.60 平成22年10月11日号掲載コラム
「職人社長が会社をダメにする」という言葉の通り、経営者にとって大事な事は、手足を動かす事よりも頭を使う事とよく言われます。ところが人間は“考える”煩わしさから逃げたい性質を持っており、つい目に見える成果“作業”を優先してしまう癖があります。残念ながらあまり練られていない戦略の上に立った戦術では、いくら作業を頑張ってもそれは無駄な努力と言わざるをえません。 コーチングは、考える時間を意識して作る為の方法として利用されることも多いですが、経営者は自ら意識して考える時間を作ることです。 誰にも何にも邪魔されず、ひたすら考えることだけに集中できる空間と時間・・・。 あなたは、いつ、どのようにそれを実現されていますか?