「 “当たり前”のありがたさ 」:Vol.71 平成23年4月11日号掲載コラム
「神様はそれを乗り越えられると思った人にだけ、その試練を課す」と言われていますが、今回の東日本大震災の被災地の方にとって、それを“試練”と呼んでしまうには余りにも惨すぎる現実が今も続いている状況にあります。 多くの犠牲者の方のご冥福と被害に遭われた方へ心からお見舞い申し上げます。 人は失ってから、はじめてその大切さに気がつくと言いますが、今回の震災で、あらためてそれを感じている方は皆さんの中にも大勢いらっしゃるのではないでしょうか。当たり前のように目の前にある普段の仕事や、当たり前のように送る事が出来る不自由ない生活。従業員や家族、水や電気、そして自分の命。 今一度“当たり前”のありがたさを考えてみましょう。