「 もうひとつの“愛シャ精神” 」:Vol.78 平成23年7月18日号掲載コラム
「最近の者は“愛社精神”が全くないな!」と嘆く経営者やリーダーの方は多いと思います。不況でなかなか売上も上がらず、従業員に給料も福利厚生も思ったほどのことができないという現実が愛社精神の希薄さを生んでいる、ということも否定はできませんが、一方でそれほど高い給料でもなく手厚い優遇を受けている訳でもないのに社員全員が“愛社精神”に溢れる元気な会社というのも存在しています。ではその差は一体どこから来るのでしょうか。“人は鏡”とはよく言ったもの。部下の愛社精神のなさを語ることも必要でしょうが、その前にあなたが部下自身の事を愛し、信じているか・・。 あなたの部下に対する“愛者精神”についても、自分自身に問いかけてみませんか?