「 部下を友人と思ってみる 」:Vol.82 平成23年9月19日号掲載コラム
先日見た夢に以前から気にかけていた部下が登場してきました。その部下は夢の中で私のことをまるで友人と接する様に、あだ名で呼んでいました。通常ではあり得ない光景ですが、夢の中の私は腹が立つどころか逆にその部下に親近感さえ感じていました。 普段から部下に部下らしく“こうあるべき”と思って接しているとコントロール出来ない状況にストレスが溜まりつい部下の事を不便な道具として見てしまいます。そしてその気持ちが態度になって伝わり、関係はますます悪化していくものです。 実際、ため口で部下から声をかけられるのは問題があるとは思いますが、上司は時折部下の事を友人と思ってみるぐらいのバランス感覚があってもいいのかもしれません。