「 何を言われたかより、誰に言われたか 」:Vol.84 平成23年10月17日号掲載コラム
「どう話せば部下にうまく話が伝わるだろう」と話の内容を熟考し、いざ話してはみたものの一向に自分の意図が部下に伝わらない・・、という事があります。そんな場合「何をどう伝えれば良かったか」と話の内容だけに反省の焦点が当たりがちですが、その前に、あなたと部下との信頼関係は大丈夫でしょうか?いくら正論で説き伏せても相手との信頼関係がなければ何を話しても伝わりません。 部下は尊敬している上司からなら小言ですら素直に受けとめますが、尊敬していない上司からの言葉だと、それがいくら金言だったとしても相手には届かないものです。 部下に話が届かないと感じたら話の内容よりも、あなたと部下との関係そのものを今一度振り返ってみましょう。