「一つにまとめて伝える」:Vol.89 平成23年12月26日号掲載コラム
先日、清水寺で今年の漢字「絆」の発表がありました。今年おこった様々な出来事をこの漢字一文字に集約し、人はこの一年のことをこの漢字と共に、ずっと心に刻み、忘 れることはないと思います。 人は100を学んでも1時間後に半分のことを忘れ、一日経つと8割の事を忘れてしまうと言われています。そんな中、「今年の漢字」のように多くの事を一つにまとめて伝える事で相手の記憶に長く留まるということがあります。 相手に忘れてもらわないために、色々話した後、最後に「要するに」と、できるだけ短いワンフレーズで一つにまとめて伝えてみましょう。 間違っても「要するに」の連続攻撃で相手の中に「結局 何?」しか残らない伝え方だ けはしないように・・・。